「ユニペレ」は、天然素材を配合した、自然環境にやさしいをエコプラスチックで、株式会社ユニオン産業の主軸となる製品です。川崎ものづくりブランドに認定され、かながわ産業Navi大賞2012 環境(エコ)部門優秀賞も受賞しています。
カナダの商品で、トウモロコシを主原料とする生分解性(自然分解)の材料がありました。当時の日本にはまだなかった材料です。私たちはそれを材料にし、ゴルフティーやファイルなどを製造して商品を紹介しました。
無加工の素材でO-157の菌を測定すると、1滴落としたものが24時間後には540万個に増殖します。それに対して私たちの材料では、-0.2という測定値でほとんど菌がつかない。それだけ抗菌性が高く、非常に安心して使える素材です。また、ウィルスも99%寄せ付けない、カビの発生も抑え、食品衛生も通っていますので安心してお使いいただけます。水回りでは、半年経ってもぬめりがつきにくいので、雑菌がわかない素材として、病院でも使っていただいています。
環境樹脂材料をブランド名として「ユニペレ」と呼び、「環境樹脂UNI‐PELE(ユニペレ)」として商標登録しています。これはバイオプラスチックですね。最近では植物配合という動きになってきていますが、バイオプラスチックにおいてはヨーロッパが先進で、10年も先に進んでいま。いま日本でも開発しつつあり、これからもっと発展して、世界的にも大きな市場になっていくと思います。
「ユニペレ」の製品である「ささふし美」というお箸は、デザイナーの先生がデザインしてくださった商品です。
川崎市は製造業の中小企業に、いろいろな出会いを作ってくださいます。それによって、いろいろなお客様や企業とのマッチングが実現しました。

沖縄が好きでよく行くんですよ。沖縄にはなぜ製造業がないのかと、昔から思っていました。沖縄の人と話をしているとき、竹を使って抗菌性がある素材だという話をしたら、沖縄には月桃(げっとう)がどこの家にもあって、畑に敷けば虫が寄ってこない、抗菌性があるということを聞きました。皮膚にぬることもあり、沖縄の人ならみんな知っている、大きな力を持った植物だそうです。